感情のごみ箱。音楽と映画と小旅行がオアシス。映画の評価は★=1.0、☆=0.5で5つが最高。(+は個人的趣味加算・笑)

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2009-03-28 Sat 23:07
ジャージの二人」感想
ジャージの二人
●ジャージの二人
●'08/JPN/93 min
●監督:中村義洋
●キャスト:堺雅人/鮎川誠
●映像・音楽:★★★
●ストーリー:★★★
●総評価:★★★☆+☆


いや~、笑った笑った(笑)
私のお気に入り「アヒルと鴨のコインロッカー」、そして現在絶賛応援中の「ジェネラル・ルージュの凱旋」の中村義洋監督作品にして、今、私が最もプッシュしている堺雅人主演の本作。
これを見て、中村×堺の黄金律を確信した。
洋画で言えばバートン×デップ、ライト×キーラ、そしてノーラン×ベールのような。
中村監督ご自身が堺雅人について「堺雅人という俳優は一種”切り札”的」だと言うだけあって、この俳優を撮ることには並々ならぬ熱意と真摯さを感じさせる。
是非とももう一度この二人のタッグを見てみたい、そう思わせてくれるのだ。

さて本作。
ジャージの二人というタイトルの通り、ジャージを着た二人が何もしない夏休みを過ごすという、なんともゆる~い脱力系の映画。
単に堺雅人主演だからと借りてきて、ながら観でもしようと思っていたのだけど……。
いやはや、なかなか良いじゃないか!
93分間、1分たりとも緊張感を感じるシーンはない
ただ淡々と、ジャージを着たワケあり父子の面白可笑しな生活がつづられているだけ。
そんな脱力系なのに、何故か一瞬たりとも画面から目が離せないという不思議さ(笑)
ながら観どころか、ソファで身を乗り出して見入ってしまった。
と言うのも、息子を演じる堺雅人はもちろんのこと、父を演じる鮎川誠の存在感が絶妙なのだ。
堺演じる息子(32歳、無職)と、鮎川演じる父(54歳、グラビアカメラマン)の間に流れるゆる~~い空気と、繰り返される下らない会話がたまらない。
こんなに似合っていいのか(いろんな意味で)?!というくらい、ジャージが似合うのがまたイイ。
この父子の二人、ある夏の日、父の誘いで群馬の実家に帰ることになる。
名目は避暑。その実、現実逃避
そこで彼らは祖母の残した、様々な小学校のジャージ(そもそも何でばーちゃんはこんなにたくさんのジャージを残してたんだ?・笑)からそれぞれ1着を選んで、そのジャージ姿での生活を始める。
そこで繰り広げられる、地元の人たちとの会話に父子の会話。
時には息子の妻(他の男と浮気中かつ妊娠中(他の男の子供))父の娘(息子とは異母兄妹(3人目の妻の子))を織り交ぜ、ゆるゆるな人間模様と会話は広がっていく。
それがあまりにゆる可笑しいもんだから、ついつい声を上げて笑ってしまう。
特に息子が「もっと早く言ってよ!ここでの生活全然変わってきたよ!」と怒鳴るシーンなんて、可笑しくて可笑しくてつい吹き出してしまった(笑)
いやいや、確かになあ(笑)

ジャージの二人は、時にジャージの三人になったり、最後はジャージの一人になる。
それがいちいちドラマのタイトルのようにテロップで出てくる演出にも笑わされた。
その他はほとんど何の演出もなく、派手な音楽も何もない。
しかし群馬の雄大な夏の自然がとても美しくて、それを観ているだけでも癒されることうけあい(´∀`)
そして思うのが、堺雅人は自然に溶け込むなあ、ということ。
熊手を持って、ジャージを着て、田んぼと山に囲まれた自然の中にぽつねんと立つ姿。
それが、まるでその一部のように風景に溶け込んでしまっている。
この俳優自身のもつ空気がそうさせるのか、田園風景が異常に似合ってしまう俳優だと感じた。
中村監督、ジェネラルといい堺さんの采配お見事です。

毎日忙しなく動かざるをえない定型的な現代人の私には、ものすごく癒しな映画。
時間がある時に、ゆるゆるしたい時にオススメ。
そして何より、ジャージ姿が何とも可愛い堺さんがたんまり楽しめるので、堺ファンにはオススメしたい一本でした(笑)
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2009-03-14 Sat 13:51
「ジェネラル・ルージュの凱旋」感想
ジェネラル・ルージュの凱旋
●ジェネラル・ルージュの凱旋
●'09/JPN/123 min
●監督:中村義洋
●キャスト:竹内結子/阿部寛/堺雅人/高嶋政伸/羽田美智子/山本太郎
●映像・音楽:★★★★
●ストーリー:★★★★★
●総評価:★★★★★


堺雅人に尽きる!!!
一体何の運命(笑)か、ちょうど先日「クライマーズ・ハイ」を鑑賞し、堺氏にハマった矢先にこの映画…。
これはもうどっぷり堺氏にハマれという天の声だろう(違います)
さて、映画感想。
以下はその一部を某所に投稿したもの(字数制限に引っかかって大幅に削除したけど・泣)。どっかで見つけたらそっとしといてやって下さい。内容はともかく一人称とか一人称とか…(苦笑)

この映画のポイント、それは「タイトル」、「オープニング」、そして「堺雅人」。
この3点がとにかく、最高!
まあタイトルは原作者の功績として、2点目のオープニングについて。
時はクリスマスシーズン。
モノクロトーンの病院のドアの向こうでは、クリスマスカラーの赤いランプが点滅している。
しかしそれは、重傷者が運ばれてきた白車(救急車)の救急ランプだった…。
クリスマスモードから一転、一気に修羅場と化す救命救急。
次から次へと運ばれてくる重軽傷者を片っ端から受ける若き医師、ジェネラル・ルージュを数秒だけ写し、次の瞬間、スクリーンが真っ赤に染まる。
そこへバーンと打ち出される、真っ黒の「ジェネラル・ルージュの凱旋」の文字――。
この3分ほどの時間で、「おお!」と唸った人は多いんじゃないだろうか?(かくいう私なんかその一人だ。)
その映画が面白いかそうでないかは、だいたいこの数分間のオープニング・タイトルロールの出来で分かるというのが、私の持論(笑)で、この映画はものの3分で見事にそこをクリアしてくれた。
おお、これは期待できるぞと思ったのも、この瞬間。
そして何より、キーパーソンにして主役(≒主演)ジェネラル速水を演じた堺雅人。
これは後で語ろう。長くなるから(笑)
いやぁ、この3点が何とも素晴らしい映画だった。

すでに5回目の鑑賞となるが、何と新宿ピカデリーの1番スクリーンで上演されていたため、レイトの回で鑑賞。
謳い文句はミステリーとのことだが、その実ミステリーではなく純然たる医療ドラマ、人間ドラマだ。
ミステリー要素がないわけではないが、それはあくまでスパイス程度。
核をなすのは、つけっぱなしのテレビから否応なしに聞こえてくる病院の「受け入れ拒否」問題と「医師不足」問題、それを医療に従事する者の側から描いた医療ドラマなのだ。
しかもこの映画が秀逸なのは、一重に「医療に従事する者」といっても、真の臨床医と「医療屋」という2つの「医療に従事する者」を描いているから面白い。
この映画を見終えた時に一種爽快感が胸に広がるのは、これらの問題が決して人ごとではないことを日々どこかしら感じていて、この映画の結末が、その不安にカタルシスを与えてくれているからだと思う。

スパイス程度のミステリー、業者との癒着及び殺人のクロとして疑われるのは、真の臨床医たる究明救急センターの若きセンター長・速水医師。
これを演じるのが、先に述べた堺雅人この人だ。
堺さんを良い役者だと認識したのが、偶然先日DVDで見たクライマーズ・ハイという映画。
顔の造りは穏やかなはずなのに、怒った(演技の)時のギラギラとしたあの目。
怒りの中にゾクッとする色気を孕んでいて、何ともいいなぁと思ったものだ。
そこへきて、速水センター長…。
ぶっちゃけてしまえば、ハマった。この俳優に。心酔したとさえ言えるかもしれない(笑)
俳優が役にハマるというのは、実はそんなにあることではない。
あまり邦画は見ないので邦画での例はそんなに挙げられないが、例えば「アウトサイダー」のディロン、「レオン」のポートマン、「プライドと偏見」のナイトレイ、「ダークナイト」のレジャー、「パイレーツ」シリーズのデップ、「フライ,ダティ,フライ」の岡田等々。
同じ髪型、同じ顔、同じポーズで撮った写真を左右に並べても、別人に見えてしまうほど、役そのものと同化していることが、真の俳優にはあると思う。
この作品における堺雅人はまさに「速水センター長」そのものであり、たぶん同じ髪型のこの人が「堺雅人」ご本人として見開きページで載っていても、きっと別人に見えるに違いない。
それほどにハマリ役だった。
さて、キーパーソンと言ったとおり、この映画は一応田口・白鳥シリーズということらしいが、映画を最後までもり立て、引っ張っていくのはこの速水という医師に他ならない。もし異論を唱える人がいたら、もう少し多くの映画を見て目を養った方がいいと進言する(笑)
どれだけ劇場に笑いが起きていようが、この男が登場すればピタリと笑いが止む。
シリアスドラマの部分のすべてが、速水センター長に託されていた。
コメディ映画と銘打ったのならともかく、ミステリー・医療ドラマでもっていく以上、速水このセンター長に説得力がなければ映画自体が破綻した。
堺雅人でなければ、これだけ説得力のある速水センター長を演じることはできなかっただろう。
ひいては、彼が速水でなければこの映画の成功は成し得なかっただろう。
ニヤニヤ笑っているかと思えば次の瞬間には射抜くような視線と威圧するような口調で相手をにらみつけている。
一度はCPA(心肺機能停止状態)とされた患者を一心不乱に蘇らせたと思えば、次の瞬間「ぶー、60点」だなんて相手を茶化す余裕を見せる。
鬼のような形相で部下に指示をしていたかと思えば、宿願のドクターヘリを見て見せたあどけない子供のような表情をしてみせる。
うーん、何て魅力的なんだ!
そんな彼の中にあるのはただ1つの信念、「一人でも多くの患者の命を救う」こと。
そこにはただ1本の分かれ道も曲がり道も、ゆるやかなカーブさえも存在しない。
ただ1本、どこまでも真っ直ぐに、地変線の彼方まで進む道(信念)があるだけ。
自己の利益になりもしない、ただ他人にかしずくような信念を、ここまで抱き続ける職業人の姿に、後半はもう涙なしに見ることがでえきなかった。
自分もそうありたいと願いながら、いつもクネクネ曲がった道を行ってしまう自分。
でも失っているわけではない自分のつたない信念を、もう一度大切にしようと、ドクターヘリを見つめる速水の姿に思わされた。

ちなみに、他のキャストのみなさんも大変素晴らしかった。
特に花房看護長を演じた羽田美智子、佐藤副センター長を演じた山本太郎。
堺氏の速水に圧倒されているようでは、救命センター内の人間ドラマが成り立たなかった。
速水に反目しながらもやはり尊敬はしている佐藤副センター長が、弾劾裁判中に大声を上げるシーンなんか秀逸だった。
これは、あれだけ救命に身を捧げ部下を手足のように扱いながら、あっさり自分だけ辞めていこうとしたセンター長に、きっと佐藤は怒りを感じた故のことに違いない。「俺たちを見捨てていくのか」と。
だからこそ、佐藤はあのように「激して」声を上げたんだろう。
そして花房看護師長の、センター長への献身…。
いくら天才と呼ばれ、我が儘勝手に振る舞っていようとも、救命救急という仕事に従事する一人の男として、心から信じられる・信じてくれる人がいたことは何よりの救いだったはず。
自殺マニアの患者のメンタルケアまで考えるような男だ、心がそこまで強いわけはない。
そんな速水をただ黙々と、「クソがつくくらい真面目」に、隣で支え続けた花房師長。
羽田氏の静かな、堺氏の「動」の演技と対をなす「静」の演技が大変良かった。

ここまで延々絶賛したけども、難がないわけではない。
難を言えば、演出が若干荒かったこと(特に「ジェネラル・ルージュの凱旋」シーンはもっと魅せ方があったはず)、カメラワークがイマイチだったこと、ソフトボールなんて竹内結子のファンサにしか思えない無駄なシーンがあったこと、そして主題歌かな。
これらは「60点」(笑)
とはいえ、ドクターヘリに病院一体となったトリアージシーンなど、映像の迫力自体は満点だったし、総じて、映画館で見るべき映画だと思う。
最初の3分、あの真っ赤=映画のカラーで染まるタイトルロールを見ただけで、きっと面白いことが分かるはずだから。
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2009-02-23 Mon 22:24
第81回アカデミー賞


ヒース・レジャー、助演男優賞受賞――。
確信していたけれど、故人のオスカー受賞例が1人しかないということ、そして映画自体が賞レースに縁遠いアメコミものであることから、ほんの少しだけ不安があったのは事実。
けれどそれらは、決してヒースの演技自体に対する懸念ではなかった。
彼の演技について懸念など微塵も存在しない。
おそらくそれは世界中の誰もが、アカデミーの委員会の誰もまでが、分かっていたに違いない。
それが今日、証明された。
前例とか作品のジャンルなんかFuck you!!
ただその演技に圧倒されりゃいいんだ!!
そんな世界中の声が、きっと届いたんだろう。

第81回アカデミー賞。
毎年欠かさず観ているけれど、これまでで一番感慨深いものだった。
映画を愛していてよかったと、なぜか報われた気持ちにさえなった。
いろいろな人の感想を読むたびに、こうして想いを言葉にするたびに嗚咽が漏れる。
リビングボードに並んだ洋書の上に置かれたヒースのポートレート。
長いふわふわした金髪をたなびかせ、その長身を思い切り伸ばして”格好つけてる”その写真。
確かロック・ユーの時のものだ。
ポートレートの中のヒースは、はにかんだ、優しい笑顔を浮かべている。
おめでとう、ヒース。
人生を賭けて挑んだjokerという役で、オスカーを受賞したんだよ。
きっとオスカー像をその手で受け取りたかっただろう。
マチルダを片腕に、オスカー像をもう片方の腕に抱いて、世界中にその笑顔を見せたかったに違いない。
どうだ、jokerの素顔は男前だろう。
こんな男前があのjokerに化けてたんだぜ。
そう笑って……

本日12:43。
相方から届いた1通のメール……
それはヒースの助演男優賞受賞を知らせるものだった。
奇しくも今日は一日中外勤。
9時から決済、10時には決済を終え法務局へ向かう途中、ずっと携帯でチェックしていた。
残念ながら午後からは裁判所での仕事だったから、以降なかなかチェックができず、イライラしていたまさにその時……
思わずガッツポーズをキメていた。
そして次の瞬間、空を見上げていた。
実際には見上げた先に空なんてなく、ただ裁判所の薄汚れた廊下の天井があっただけだけど。
目を閉じて、ただこみ上げる感慨にしばらく動けなかった。

飛び上がるほどの喜びより、膝が折れそうな感慨。
待ち望んでいたヒースのオスカー受賞は、そんな感情の方がふさわしい。
ただただ天に祈るばかりだ。
28歳にして、今の私と同じ年にして逝ってしまったヒースが、この栄光を、レッドカーペットを、スタンディングオベーションの瞬間を、空の上の観客席から観てくれていることを。
あの屈託のない優しい、はにかんだ笑顔で観てくれていることを。
そして自らもまた、その栄光に拍手を送っていてくれることを。
前々から言っているように、ヒースは人生そのものがオスカーに値する。
誰も超えられない最凶のjokerを産み出し、そのjokerでオスカーを手にした。
史上2人目となる故人での受賞という快挙のおまけつき。
粋じゃないか。
しかしその陣痛は想像を絶し、自ら産み出したjokerによってその命を奪われただなんて……
これを劇的、映画的と言わず何と言おう?
最後の幕引きの何と見事なことか……

たまに、どうしてこんなに映画が好きなんだろうと思うことがある。
その明確な答え、スマートな答えは、いつかキネ旬で金城氏が語ってくれていたけど。
それとは別に、こういう瞬間にやっぱり実感する。
人間は素晴らしいと思えるから。
強く在ろうと思えるから。
だから、映画が好きなんだと。
ファンになって6年。
今、改めて、心から最大限の感謝と尊敬の意を表するとともに、
命を賭けたオスカーの受賞をスタンディングオベーションで称えたい。
ヒース・レジャー、おめでとう!!!

そういえば……、
1年前の彼の命日、東京は驚くほどの大雪だった。
突然の訃報がただ信じられず、職場を飛び出して泣いていた。
天の葬送が憎かった。
今日の東京は、凍えるように冷たい雨が降っていた。
喜びに泣いてくれていたのかもしれない。
都心の真ん中で、表だって慟哭することのできない私に代わって。

本当に、ありがとう。
そして、お疲れ様でした。
別窓 | 映画・ドラマ・俳優 | コメント:0 | トラックバック:0 |
2009-02-07 Sat 23:08
「おと・な・り」が楽しみな件
「おと・な・り」の前売りが本日から発売。
ってことで、新宿ピカ行って前売りを購入(・∀・)あ、1枚だよ?(どうでもいい
いや、何か前売りのキーケースが可愛くて欲しくなっちゃってさ(笑)
キネ旬と一緒に買ったからぜってー店員に岡田ファンだってバレたなこれ(ノ∀`)
ミニシアター系の映画だし、前情報では恵比寿ガーデンシネマのみの上演って聞いてたもんだから
恵比寿まで行くの面倒だなーって思ってたんだけど。
どうやら上映予定の劇場が増えてる模様。
いいねいいね。
ミニシアター系で、プレプロの段階で単発上映の予定だったのものが完成後に劇場増やすってのは、
制作者サイドから見て納得のいく作品に仕上がった=佳作以上だからってのが多いからね
これは期待大だわ(´∀`)
つかキネ旬とかチラシ読んで、かなり自分的期待もアップ
正直岡田氏には舜臣やぶっさんのように、強くてどこか厭世観漂う感じの役を演じて欲しいのだけど、
これはストーリーがけっこう好みなんだよなあ。
主人公達と年も近いし、立場も共感できるし、5月にぴったりって感じだし。
あと音楽が「フライ,ダディ,フライ」と同じ人ってのはすごい嬉しいぞ

…ところでSPの劇場版はいつクランクインするんスか井上さん?(・∀・)
いいですよ、来年でも再来年でも待ちますよ(その前にスペシャルをやるに1票)。
別窓 | 映画・ドラマ・俳優 | コメント:0 | トラックバック:0 |
2009-01-25 Sun 22:43
最凶のジョーカー、再び
さすが、やってくれるぜ丸の内ピカデリー!!!!
丸ピカでは、昨日から期間限定でダークナイトの凱旋上映がスタート!!!
も~このニュース聞いた時は小躍りして喜んだからね(´∀`*)
恐らくはヒースのGG賞受賞を受けての粋な計らいなんだろうけど、12月のDVD発売で「しまった!!映画館に観に行けばよかった!!」って悔やんだ人が大勢いただろうという、これまた優れた、小粋な思惑もあったんだろう。
これでこそ映画館!!すばらしいね( ;∀;)

で、さっそく行ってきた(・∀・)
何か昨日のhome made birthdayかよほど効いたのか、ダンナが凱旋上映に付き合ってくれて…。
や、この映画、前も一緒に見てて、ヤツは同じ映画を2回以上劇場で見るタイプじゃないんだよねー。
正直ビビった。嬉しかったけど。(そしてヤツは開始6分後~50分までの間また寝てたがwww)
最凶のジョーカー、凱旋
丸ピカがジョーカーだらけになってて吹いた。
バットマンどこいったって感じwww
これで劇場鑑賞が23回になったわけだけども、やっぱ……すげえよ、この映画完璧すぎる。
映画とはかくありき。
まさにその一言。
映画史上まれに見る大傑作
オスカーのノミネートも決まったこのヒースのジョーカー。
ぜひともオスカーを採って頂きたい。(いや、採るべきだ。)
別窓 | 映画・ドラマ・俳優 | コメント:0 | トラックバック:0 |
2008-10-30 Thu 23:41
「フライ,ダディ,フライ」感想
フライ、ダディ、フライ
●フライ,ダディ,フライ
●'05/JPN/121 min
●監督:成島出
●キャスト:岡田准一/堤真一/須藤元気/星井七瀬/松尾敏伸/坂本真/青木崇高/広瀬剛進
●映像・音楽:★★★★☆
●ストーリー:★★★★★
●総評価:★★★★★


”この腕で遙を思い切り抱きしめてやるんだ。そして、この素晴らしい世界に連れ出してやるんだ”

何の変哲もない、けれど確かな幸せに満ちた家庭がある。
鈴木一(=おっさん)はそんな家庭を愛し、妻を愛し、そして何より高校生になったばかりの娘を愛していた。
毎日仕事の帰り、バス停にはおっさんと全く同じ身なりをした5人のサラリーマンが、いつも酷く疲れた様子でバスを待っている。あまりにも毎日のことだから、彼らはそのバス内で、まるで学校の席順のように座る席さえ決めている。
そんなバスを尻目に、おっさんはバス停の側まで迎えにくる妻と娘の乗った車で毎日帰宅する。
ある意味、おっさんはバス停に並ぶサラリーマンに勝っているのだ。(ここのカメラワーク最高・笑)
そんな毎日。
平凡だけど、確かな安心と幸せがそこにはあった(とおっさんは思っていた。)
それが突如、崩壊する。
愛する娘が、ボクシング部の男子高校生・石原に理不尽な暴力を受け、入院してしまったのだ。
突然のことに愕然とするあまり、弱々しく伸ばされた娘の手を、おっさんは振り払ってしまう…。
そうして娘との関係は壊れ、憎き悪・石原に復讐を誓うおっさん。
そんなおっさんが、ザ・ゾンビーズの面々と出会い、彼らと過ごす奇妙な夏休み――。
決戦は9月1日。
残された時間は40日。
めっぽう喧嘩に強く、無愛想でぶっきらぼうなゾンビーズの朴舜臣(パク・スンシン)を師匠に、一夏のおっさん冒険譚が幕を開けた!!
果たしておっさんは、石原を倒し娘を迎えにいくことができるのか?!

見終えてまず思ったのは、劇場で見たかった!!!!(ノд`)゜ということ。
岡田主演ということで一応チェックしてたものの、当時は内容にそんなに興味を持てず結局スルー。
それから3年。
公開当時とは全く変わった私を取り巻く環境、私自身の考え方、社会の捉え方関わり方…。
あの当時見ていたのでは、こんなに手を叩き涙を流して「良い!!」と言ってはいなかったかもしれない。
社会人になり、すっかりそれが板に付き、一抹の虚無感とそれを補う充実感を感じながら、日々を自分の力で生きるようになった今だからこそ、こんなにも感銘を受け、影響を受けたのかもしれない。
そう、影響だ。
正直、あまり他人の生き方や考え方、哲学などに影響されることは少ない。
それがどうだ。
この映画を見て私は、すっかり舜臣の哲学に心酔し、週3はジムで延々走る(以前は1ヶ月に1回も行かないことだってザラだったのに!!)ようになってしまった(;´д`)
”いらないものを削ぎ落として、必要なものだけを残す”――それが基礎。
今の私の”頭の中と身体には、余計なもんがたくさんついてる”――それを削ぎ落とすために。
内容は、「一夏のおっさん冒険譚」とでも言っておこうか。
否、高校生の舜臣と47歳サラリーマンのおっさんとの疑似親子&友情を描いた痛快青春映画と言うべきか。
方々で「おっさん青春映画」若しくは「おっさんファンタジー」なんて聞き慣れない言葉で言われているのも、見れば納得に違いない。
本当に、見終えた後に心が洗われたような気分になれる。こんな映画は久しくお目に掛かっていない。
復讐劇を主軸に、壊れてしまった家族と一人の人間の再生をただ追っていくだけの単純明快なストーリー。
しかし重くせず、あくまで青春映画なんだと、ヒューマンドラマなんだと、これでもかこれでもかと主張してくる爽快さには潔さよさすら感じられた。
派手な特殊効果もなければ凝った演出も何もない。
カメラワークなんて、ワンカットの多さに驚かされるくらい。
それなのに、それだから――この映画は秀逸なのだ。
舜臣が言っているじゃないか、”いらないものを削ぎ落として、必要なものだけを残す”のが基礎だって。
そう、この映画は基礎がばっちり出来た映画なのだ。その上で映画を最後ま走らせるだけの筋肉(キャスト)と体力(スタッフ)を付けた、いわば完璧な身体作りがなされた映画。
うん、これで面白くないわけないよね。

単純なと言ったが、作りは決して単純じゃないのがまたイイ。
細部への凝り方、キャラクターへの愛情がハンパではない。
例えば冒頭16分間、このモノクロのシーンには舌を巻いた。
東京の夜景、しかも花火が上がる夜景を空撮しておきながら、それをモノクロで出すなんて何て贅沢。
それでもここはカラーではいけない。
最初、「あれ壊れたかな?」とモノクロの画面を怪しむのだけど、5分くらいして「あ、なるほど」と気付くのだ。
そうか、舜臣のシーンまでカラーはお預けなんだな、と。
そして案の定、16分後、我らが舜臣の登場シーンの美しさたるや、もう期待以上なんでもモンじゃない。
鹿羽高校の屋上で一人”鷹の舞”を踊る舜臣。
その両手を大きく広げた瞬間、サッとモノクロから色鮮やかにカラーへ画面が切り替わる瞬間は、思わずゾクッと鳥肌が立ってしまった。髪をたなびかせる風と散らばる羽がまた秀逸で…。
「舜臣をとにかく大切にした」と言われるだけあり、舜臣のシーンはどのシーンをとっても名場面。
そして彼の台詞がまたイイのだ。
”勝つのは簡単だよ。問題はその向こう側にあるものだ”
”今この瞬間、本物の勇気を感じることができたら、別に戦わなくたっていいんだぞ?”
”空のずっと先から見れば、この世界はきっと幸せにみえるよ”
”おっさんは背中に中身のいっぱい詰まった透明なリュックをしょってる。石原の背中には何もない”
正直、「舜臣を演じている岡田」なんて一切見えない。
これは舜臣そのもので、岡田は演じているのではなく、そのものになっていた。
それくらい完璧な舜臣がそこにいた。
完璧に格好良く、完璧に知的で、そして何より完璧に美しい
これだけの説得力ある舜臣だからこそ、上記のように私が影響受けちゃったりしたんだよな…。
舜臣とおっさんの関係を示すのも、実に細かくて好きだ。
舜臣は師匠だから、常におっさんの上に居る。(精神的にだけでなく、物理的空間的にも。)
それがラスト、師匠・弟子の関係から解放されてようやく、舜臣がおっさんのところまで降りてくる。それが上手く象徴的に表されていて、何とも上手いなあと感心した。
それからゾンビーズの部室(笑)
すげぇよ、あのゾンビーズっぷり(笑)あんな楽しい部室あったら入り浸るって(*´Д`*)ハアハア
舜臣、南方、山下、板良敷、萱野…も~~~オマエラ最高!!!!ちくしょう青春っていいな!!!!(笑)
そして、空・海・緑・風の美しさが素晴らしいのもこの映画の特徴だろう。
この映画のタイトルからも分かるように、テーマは「大空へ羽ばたく」こと。
したがって折に触れて、真夏の青い空が映し出されるのだけど、その美しさには毎回息を呑んでしまう。
言ってみればこの映画、空も緑も風も海も、そして人間達も全てが美しいのだ。
モノクロの世界で生きていたおっさんが、最後には”素晴らしいこの世界”と世界を評したのも頷ける。
そして音楽。
もうね、音楽もいいのよ、コレが。思わずサントラ買っちゃいましたよ(・∀・)
ミスチルの主題歌はぶっちゃけそんなにいいと思えなかったんだけど、その他は本当に素晴らしくて。

キャストは、もう今更言わなくてもいい気がするけど、舜臣=岡田しか有り得なかったのはまず間違いない。
監督が「スケジュールが空くまで待つ」と言ってまで岡田をキャスティングしたのがよっく分かる。
台詞がなくて画面の端にちょっと映っているだけでも、その存在感は圧倒的だった。
おっさんへ抱く感情の変化がまた見事で、ラストのシーンで見せる寂しげな雰囲気なんて、台詞なんかなくてもその気持ちが手に取るように分かってしまう。
あと男の色気、凄すぎ(笑)エロいというか何というか。岡田君、ホントにイイ男になったなあ
そしておっさん、堤真一。
これでもかってくらいダサイ格好をして、日に焼けて、殴られまくって…。
それでも、誰もが「おっさん、頑張れ!!」と拳を振り上げて応援せずにはいられないダメオヤジ、しかし最高に格好いいオヤジを、この人は完璧に演じてくれていた。
ゾンビーズを信じられなくなり、舜臣に殴られ、倒れたまま悔し涙を流すシーンは思わずぐっと胸にくる。
木の上で、舜臣の願いに頷くことはせず、ただ拳をぎゅっと握りしめてみせたのなんかも素晴らしい!!
ゾンビーズの面々もハマリ役(坂本の山下なんて最高すぎ・笑)だし。

そして最後に大切なことを1つ。
ラスト、おっさんが両手を広げて真っ白な道を走って、エンドタイトルへ向かうシーン。
ここで舜臣は叫ぶ。
”飛べ、おっさん!”
”飛べ!!”

おっさんにとって「舜臣は天使」だった。
大空へ飛び立つための飛び方を教えてくれる、一夏だけの天使だった。
そしておっさんは飛び立った。
自らの力で、自らの翼でもって。
バーンと最後にエンドタイトルが出た瞬間、ゾクッと何度目か知れない鳥肌が立ったのを覚えている。
こんなに良い邦画は久しぶりだ。いや、歴代の鑑賞邦画の中でトップかもしれない
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2008-09-14 Sun 15:30
「アメリカン・サイコ」感想

●アメリカン・サイコ/American Psycho(原題)
●'00/R/USA・Canada/101 min
●監督:メアリー・ハロン
●キャスト:クリスチャン・ベール/ウィレム・デフォー/クロエ・セヴィニー /リース・ウィザースプーン
●映像・音楽:★★☆
●ストーリー:★★★
●総評価:★★★☆


これってギャグだよね?
え、違うの?ギャグでしょ?どう観てもギャグでしかないよね?
あ、やっぱりジャンルは「ブラックコメディ」なんだ!!よかった~、いや~安心したお(^ω^)
そんな感じ(どんな感じだ
サイコパスでシリアルキラーなヤッピーが、勝手に破滅していくという何とも痛快なお話です(違います
ちなみにヤッピーとは「'80のジコチューで虚栄心だけのバカ男」の総称です(違います
とにかく主人公達がバカすぎて笑えます(^ω^)
ここまでバカだといっそ清々しいくらいのバカっぷりです(笑)
羞恥心の面々なんて比じゃない(というか羞恥心はおバカだけど真性のバカじゃないよね。)くらいの真性の、ほんまもんの、米国製リアバカがたっぷり拝めます。
そいういうの観て笑い飛ばしたい人にはオススメですよ(にっこり)

まあ皮肉はこのくらいにして。
マジメに言えば、80年代アメリカのイケメンヤッピー証券マンのパトリック・ベイトマンの、輝かしい表と陰惨な裏の面を描いた風刺的なエログロ映画
表の顔は、大手証券会社に勤めるイケメン証券マン。
毎朝何時間もかけてシャワーを浴びてスクラブで洗顔し、パックだって毎日欠かさない。シャワーを出てからはじっくり体にマッサージオイルを塗り込み、仕上げに念入りにエクササイズとストレッチ。
いや~、女性顔負けのボディ・メイキングです…。
その甲斐あってか、ギリシア彫刻さながらの逆三角形のボディのエロいことエロいこと(*´Д`*)ハアハア
ほんまにエエ男です、チャンベール(チャンベール言うな
その磨き上げられたボティと顔、詐欺師的な笑顔にひけらかすためだけの知識、そしてご自慢の名刺を武器に、美しい婚約者イヴリンと婚約者有りの愛人コートニーを両手に毎日同僚と自慢話に華を咲かす。
もちろんとんでもない自信家でもあって、3P中に鏡で自分の肉体に魅入ってるあたりがね、もうね…。
そんなベイトマンの裏の顔とは、ずばり抑制の効かない殺人衝動に駆られたシリアルキラー。
売春婦を犯しては、殺し。
ホームレスをなじっては、殺し。
同僚をあざ笑っては、殺す。
仕舞いにはアパートメントの守衛やドアマンまで、すれ違いざまに撃ち殺してしまう。
その数たるや20人!!(いや、40人か?)
何と言っても、表の顔の時の同僚との会話の中で、ナチュラルに「エド・ゲイン」の言葉を引用してくるあたりがもう末期(・∀・)他の同僚は「それ、誰だ?」だからね(笑)
ある日、彼は婚約者に言う。「殺しの衝動を止められないんだ」と。
そうですか、自覚ありありなんすね。
うーーーん、何てサイコパス。

ベイトマンは殺せば殺すほどに殺人欲求が増していき、それは人間の欲望というものが、満たされれば満たされるほど、リミットが大きくなってしまうのとまさに同じ。
1人殺せば満たされた時から、それが2人殺さなければ満たされなくなり、ついには手当たり次第に殺さなければ完全には満たされなくなってしまう。
完全なるサイコパスではない(=表の顔を何とか保っていた)彼は、徐々に表を保てなくなってくる。
そうして爆発した時の狂人っぷりときたら、もう笑うしかなかった。
さあみんな、真っ裸で血塗れでチェーンソー振り回してるベールに盛大な拍手を(´∀`)
いやいや~、本当にベールは凄い!!!!
どう見ても立派なサイコパスにしか見えない凄まじい演技力に脱帽です。
次から次へと人(とりわけ女)が惨殺されるし、ナチュラルに冷蔵庫に頭部が入ってる(withアイスww)し、浴室やクロゼットの中には全裸の死体ばっかりだしで、結構なスプラッタ&グロだけど、とにかく笑えるんで全く怖くはない。
結局、妄想なの?現実なの?が不明のまま終わるあたりが本当に「アメリカン・サイコ」だな(笑)
「ま、現実でも妄想でも、どっちでもい~んじゃない?HAHAHA!!」みたいなね(笑)
1時間40分、飽きずに見れました。でも好き嫌いははっきり別れる映画です。
私はこういうノリ、結構好きなんで楽しめたな。

あと、この映画からは離れるんだけども。
ベイトマンのようなヤツはまさにサイコパスなんだけども、「ダークナイト」のジョーカーはサイコパスというよりむしろ、ソシオパスなんじゃなかろうか。
一時期精神医学や心理学の勉強してた時にサイコパスやソシオパス、シリアルキラーについてもいくつか文献を読んだことがあって、どうもジョーカーは一概にサイコパスとは言えない気がする。
ベイトマンのようなヤツを見ると、やっぱサイコパスはこういうヤツなんだよなーと思った。
ジョーカーはやっぱ深いわ。キリングジョーク、早く読みたい…。
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