感情のごみ箱。音楽と映画と小旅行がオアシス。映画の評価は★=1.0、☆=0.5で5つが最高。(+は個人的趣味加算・笑)

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2005-11-06 Sun 18:42
「ドッグヴィル」感想
ドッグヴィル
●ドッグヴィル/DOGVILLE(原題)
●'03/Denmark/R/178min
●監督:ラース・フォン・トリアー
●キャスト:ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー、クロエ・ゼヴィニー
●映像・音楽:★★☆
●ストーリー:★★★☆
●総評価:★★★☆


舞台セットが、床に線を引いて申し訳程度の家具が置かれただけという、それだけで非常に興味を惹かれ、話題になった作品。
ニコール大好きな上、ヒッジョーに好みなストーリーだったからずっと観たかったんだけど……またしても時期が悪く見逃しそのままずるずるきたもの(苦笑)
すっごい観たくて見損なうとそれから観る気しなくなるんよね(笑)

一度迷い込めば戻る以外に出口のないデッドエンドらしく陰気さに満ちた暗い村で、ひときわ浮きまくるグレース(ニコール)の美しさ。その容姿からも明らかに彼女が「異端」なのが分かる。
長年当然のようにこのドッグヴィルだけが全ての世界かのように暮らしてきた村の人々は、果たしてこの「異端児」を受け入れることができるのか?
――これを、村のあり方に疑問を持つ若い青年トム(ベタニー)が、グレースという「実例」をとって証明しようとする。この馬鹿げたゲームのような「実験」が、狭い村の中で延々繰り返されるというストーリー。
ああ、セット共々、何てゾクゾクさせてくれるんだろう。
序盤、グレースが村に受け入れられようと奮闘。
中盤1、かりそめの平和に小さなヒビ割れの音がする。
中盤2、硝子が割れて、グレースはついに首輪でつながれる。
終盤、ついに村はグレースを見捨てる。そして彼女は……。

こんな感じかな、流れとして。序盤~中盤1はだらだらしてて面白くなかったんだけど、中盤2から不気味さが出てきて急速に面白くなる。長い作品だけど我慢して何とかここまで観ましょう(^^;

中盤2以降、グレースに対する村の人たちの傍若無人ぶりは身の毛のよだつほど恐ろしい!!
グロとかエグいのは結構平気だけど、こういう陰湿な虐めのようなのはすっげ苦手なんです;;
男達は当然のように彼女を毎晩毎晩陵辱(but彼らからしたらこれは牛を使ってする性欲処理で、陵辱じゃないらしい…SHIT!!!!)するし、女達はそれに妬いて彼女の大切な物を壊したり言葉で虐めたりと、もうやりたい放題。
閉鎖的で狭い村で生きるこの村人どもが、自分たちの価値観しか持ってないから、村の人がやるならそれは正しい事だと思いこんで善悪の判断もできなくなるこの姿勢――あらら、どこかの国に似てますねえ(*´Д`)=з

そしてクライマックスの終盤。いやあ、すっきりした(* ̄m ̄)
最初から、恐らく「ボス」はグレースのオヤジか彼女に執着してるだけのヤツで、彼女側の人間なんだろうって思ってたから、トムがアホにもパパに電話した時は内心「グッジョブ、トム!!!」と初めて彼を褒めたかったね(笑)
「この村は消えた方がいいのよ」――I think so.
燃え上がるドッグヴィル、生き残るDog(グレース含む)――。
うーん、絶妙!!!非常に気持ちいい復讐劇でしたなvv

配役については、ニコールは最高だったね。ホントにニコールは美しい><時には無垢に、時には狂気に、時には喜びに変わる表情が上手かった、さすが!!
ベタニーも、ダメ人間……でも恐らくこんなヤツは多いだろう的人間の代表としてのトムを上手く演じてたと思う。ベタニーにははっちゃけた役を望んでしまう私としてはちょっと物足りなかったけど。

長いけどなかなか骨のある、見応えのある作品でした☆(ただし疲れるので鑑賞時の精神状態にはご注意を(・∀・))
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