感情のごみ箱。音楽と映画と小旅行がオアシス。映画の評価は★=1.0、☆=0.5で5つが最高。(+は個人的趣味加算・笑)

-------- -- --:--
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 |
2005-03-18 Fri 20:52
「キング・アーサー」感想
キング・アーサー
●キング・アーサー/King Arthur(原題)
●'04/PG-13/USA・Ireland/126 min
●監督:アントワン・フークア
●制作:ジェリー・ブラッカイマー
●キャスト:クライヴ・オーウェン/ヨアン・グリフィズ/キーラ・ナイトレイ
●映像・音楽:★★★★
●ストーリー:★★★
●総評価:★★★☆


「ロード・オブ・ザ・リング」、「トロイ」、「オーシャン・オブ・ファイアー」などなど、映画界の「流行」といえるいわゆるエピスペ(Epic Spectacle)。
その流れを間違いなく汲んだのであろうジェリー・ブラッカイマー制作=ハリウッド大作であるこの作品。
昨年の「パイレーツ・オブ・カリビアン」で多少見直しはしたものの、この人の作品は肌に合わないことが多い上にこのジャンルの作品に飽きていたこともあって、劇場には観に行かなかった。

キーラ嬢目当てで借りて観て、感想。
ランスロット(ヨアン・グリフィズ)格好ぇ~~!!(((;゚Д゚)))
キーラ嬢目当てだったのに、観終えた後はランスロットに惚れてた・・・よくあるよね(・∀・)・笑
ただ、正直、思ってたより面白かったと思う。
この人の作品にしては質素で、映像と音楽のマッチも素晴らしかったし。
以下、ネタバレありの感想。
アーサー王と12人の円卓の騎士たち――。

有名は有名でも、これが伝説なのかファンタジーなのか、はたまた実話なのかさえ知らないこの私(・∀・)
知っていることと言えば、
・ランスロットはアーサー王の親友で最強の騎士
・グウィネヴィアとランスロットは王妃と騎士の禁断の恋におちる
・エクスカリバーは聖剣
と、(ランスロット絡みの)3つのみ(笑)

調べてみると、どうやら剣と魔法の「伝説」に分類される話らしい。
魔法使いマーリン(*ディズニーの某作品もこれを汲んでる)、抜いた者が王になるという聖剣エクスカリバーなど、アーサー王伝説を基にした「ファンタジー」がパッと頭に浮かぶようなお話。
(*個人的に”聖杯”にまるつわる”最後の晩餐”との絡みの話に興味あり。)

・・・あれ、この映画、全然違いますけど?!(((;゚Д゚)))

こので映画で描かれているのは、ファンタジーの要素をまるっきり排除した一つの”アーサー王伝説”。
従来アーサー王伝説が好きな人はこれは好まないかもしれない。
でも私はこの方が好きだ。「アーサー王と円卓の騎士たちの話はこうだ」と言われれば「ああ、そうか」と納得してしまう。実際、調べるまでこんな話だと思ってた。

時は西暦415年、舞台はローマの支配下にあるブリテン。
ローマからの独立を求めるウォードとローマ軍の戦いの最中、そのローマ軍の司令官がアーサー。
帝国の終焉を告げる鐘の音が聞こえそうな殺伐とした時代を、”自分の信じる何か”のために生きた騎士達の話――この設定はすごく惹かれるものがある。

ただ、どれだけ「良い設定」でも肝心の「ストーリーテリング(物語の語り方)」がダメでは意味がない(つД`)・゚・。・゚゚・*
あああ~~~、もったいない!!!
この映画の何が一番悪いかって、そう、ストーリーテリングが最悪に悪いこと!!!
張った伏線を繋いでないし、蒔いた種を刈ってない(泣)
その最たるものが、冒頭のランスロット少年の話。最初にランスロットの少年時代を見せたのなら、15年後に飛ぶ時にはバーンと成長した彼を見せるべき。
それがあって初めてプロローグから本編に繋がるんだから。これじゃ何のために冒頭をランスロットの少年時代から見せたのか分からない(たぶん意図は”15年間ローマ軍に仕えること”がサルマティア人の使命としてあったことを言いたかったんだろうけど・・・)。
同じく、彼が少年時代にもらったお守り。
意味ありげに少女から受け取ったわりに、出てきたのはたった一回でたいした意味もない(・∀・)
それから騎士達一人一人に個性が与えられているのは分かるけど、どれも描写不足。
ランスロットとボースくらいはまあ描かれていたけど、その他は勿体ないこと山のごとし(え?)
一番辟易したのはエンディングの唐突さ(`д´)=3何じゃありゃ?
盟友が死んだ直後に、結婚式なんてアリなのかアーサーよ・・・。
あんな取って付けたような結婚式を描くくらいなら、焼いたランスロットの灰を風に乗せて撒くシーンの一つや二つを入れればよかったんだ!!
”友との約束を忘れなかった”って言っても、ものすごい半端だよ、これじゃ;;
DVDに「もう一つのエンディング」があるけど、こっちのがまだマシじゃ(`д´)=3

それからあまり言いたくはないがキャスティング。
アーサー王にクライヴ・オーウェンはどうかと思います(・∀・)・笑
終始むっつりしてて、騎士達が慕う理由が分からないよ;;グウィネヴィアを見つめる目にも全く色気がなくて、ホントに恋したのか疑ってしまう。
ぶっちゃけ、カリスマ不足(`д´)=3
良い役者であることと、その役にはまるか否かは別問題の最たる例かと・・・。
対してランスロット=ヨアン・グリフィズがイイ!!(゚∀゚)ノ
こりゃホントに格好いいよ///ランスロットは「眉目秀麗」とのことだけど、ヨアンのこのランスロットは凜として色気たっぷりで、まさに「眉目秀麗」だったと思いますvv
二刀流ってのもいいね!!サクソン軍との戦いで披露してくれた二刀流の美しいこと!!
最後、密かに想っていたグウィネヴィアを助けるべくして倒れた彼がすごく愛しい。
ここに、氷上での合戦でのグウィネヴィアとランスロットの掛け合いが効いてると思う。

Lancelot: There's a large number of lonely men out there.
Guinevere: Don't worry, I won't let them rape you.


(このへんの意図してないストーリーテリングは巧いのになあ・・・)
そして我らが王妃グウィネヴィア=キーラ・ナイトレイ。
そう、私はこの映画をキーラ嬢目当てで観たんです。
確かにグウィネヴィアは強く美しかった。ドレスコスチュームも、ウォードの戦闘服も恐ろしいくらい似合ってた。走る姿も叫ぶ姿も、剣を振りかざす姿も流石としか言いようがない。
でも・・・。
どうだろう、思ってたほど魅力は感じなかった(*´Д`)=з
というのもストーリーテリングの悪さのせいなんだけど。
どうしてアーサーに惚れたかが分からないし、最後の様子からすると少なからずランスロットに惹かれていたようだけど、そのどちらも描写不足(…)
いいんだ、美しいキーラが見れたからこれでいいんだ・・・。

とまあ、作品的に好きだけど巧くはないと言った感じかな。
期待せずに見た分面白かったし、何よりヨアンの存在を知れただけでも収穫(笑)
エピスペ好きな人は観ていいかと思います。
少なくともキャスティングはいいが他はダメダメな「トロイ」よりは面白かったから(笑)
別窓 | 映画・ドラマ・俳優 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<「スターウォーズ エピソードⅢシスの復讐」感想 | ご み 箱 か ら 見 る 世 界 | 「悪霊喰」感想>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| ご み 箱 か ら 見 る 世 界 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。