感情のごみ箱。音楽と映画と小旅行がオアシス。映画の評価は★=1.0、☆=0.5で5つが最高。(+は個人的趣味加算・笑)

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2006-04-23 Sun 23:21
「オリバー・ツイスト」感想
オリバー・ツイスト
●オリバー・ツイスト/Oliver Twist(原題)
●'05/PG-13/UK・Czech Republic・France・Italy/130 min
●監督:ロマン・ポランスキー
●キャスト:バーニー・クラーク/ベン・キングスレー
●映像・音楽:★★★☆
●ストーリー:★★☆
●総評価:★★☆


なぜ今、「オリバー・ツイスト」なんだろう?

これは配属先の事務所のある先生が言った言葉だ。
文豪チャールズ・ディケンズの同名小説を原作としたこの作品が、どうして「今」作られたのか。
一体「今」の時代に「どんなメッセージ」を言いたくて、この作品を映画にしたんだろう――。
その先生が言いたかったのは、そういう疑問とのことだった。

リバイバルをスクリーンで観て、私もまさに同じ事を思った。
もっとも全く同じというわけではなく、「なぜ今、”この”オリバー・ツイストなんだろう?」だったけど。
ロマン・ポランスキーが優れた監督であることは疑いがないけど、それにしても正直イマイチ。
無力なオリバー少年が、ひたすら残虐で身勝手な大人にいたぶられる話。
(あえて今の時代への何らかのメッセージを読み取ろうとするなら、child abuse問題と絡めることができないでもないけど・・・。)
ポランスキー監督は別にメッセージ性を求めてはいなかったのかもしれない。ただ。ディケンズのこの作品が好きで、映像化したいと思っただけなのかも。
そう思えるくらいに、何も感じない作品だった(*´Д`)=з
ドローイング画のような絵からゆっくりリアルに変わるオープニング。
なかなか上手いものだと感心する。
彩度を落とした映像は、この映画の内容を現していて質素でGOOD。音楽も暗くなりすぎずで良し。
「戦場のピアニスト」でもそうだったけど、この監督は人のいる街を撮るのが抜群に上手いと思う。本当にその時代にタイムスリップして、そこでカメラを回したみたいに街が息づいている。
ゆえに、音楽と映像では★4つ捧げてもいい。

問題のストーリー。
救いが差し伸べられては奪われ、それでも最後には救われる。救ったのは手を差し伸べた大人でも警察でもなく、結局オリバー少年自身だった。
要約するとこんな感じかな?(笑)
この話が、オリバー少年が不遇から幸せを掴むまでの話であるとしよう(事実そう)。
それならそれでいい、まあ、分からないではないから。
ただキャラがいけないかったんだよ;;
オリバー少年はともかく(バーニー・クラークは目がいいね!!在りし日のオスメント少年を見てるみたいだった・笑)、彼の周りのキャラが薄い薄い・・・(*´Д`)=з
キングスレー演じるフェイギンは、トレイラーでは「心優しき」と言われているけど、どこが?って感じ(((;゚Д゚)))あれのどこが「心優しき」なわけデスカ?
そう、このフェイギン・・・この作品の明暗を分けるこのキャラが、あまりにどっちつかずなのが失敗の原因だったんだと思います。
むしろ功労者はナンシー嬢でした。

結論、リバイバルで観てよかったな私(`д´)=3
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