感情のごみ箱。音楽と映画と小旅行がオアシス。映画の評価は★=1.0、☆=0.5で5つが最高。(+は個人的趣味加算・笑)

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2006-10-28 Sat 20:08
「ブラック・ダリア」感想

●ブラック・ダリア/The Black Dahlia(原題)
●'06/R/Germany・USA/121 min
●監督:ブライアン・デ・パルマ
●キャスト:ジョシュ・ハートネット/スカーレット・ヨハンソン/アーロン・エッカート/ヒラリー・スワンク
●映像・音楽:★★★★
●ストーリー:★★★
●総評価:★★★☆


舞台は40年代LA。
そこで発見された女性の惨殺死体――それは腰から2つに体を切断され、内臓と血をすっかり抜かれ、口を耳まで大きく裂かれた、見る者全てを一瞬で捕らえるものだった。
生前、いつも黒いドレスを身に纏っていた美しい姿から、彼女の死体はこう呼ばれた。

”ブラック・ダリア”――。

やがて一人の女が捜査線上に浮かぶ。
それはブラック・ダリアに良く似た、黒髪の美しい大富豪の娘マデリンだった。

上記は、この映画のCM等でよく見ていたSummary(要約)。
これを読んだ時、真っ先に「ある予測」が働いた。
それはこの話の結末、言ってみれば”オチ”に当たる部分の予測なんだけど、こういった予測は、経験上意外に当たるもの。
But・・・大 ハ ズ レ (・∀・)
かすりもしてねえ!!!!(笑)
J・エルロイの小説を読んでないので、実際の事件がどうだったのかは知らないが、映画だけで評価するなら、この結末は、あまりに意外すぎて逆に面白くない気がするんだけど・・・。
というのも、サスペンスの醍醐味は、ストーリーを追う毎に明らかになる断片を自分なりに推理して、謎を自分なりに先に解いてみることにあると思うの。
でもあまりに意外な結末だと、そうして推理する意味も楽しみもなくなっちゃうわけです。
この映画に関して言えば、事件の答えが最後に唐突に、しかも予測してない方向から証されてしまうので、「えー?これかよ?」って軽い失望感を味わってしまう。

それから、謳い文句(?)に「サスペンスと濃厚な人間ドラマ」が挙げられているけども、どちらかと言えばもっとサスペンス色を強めて欲しかった。
「人間なんて誰しも悪さしてるものだ」と言いたいのは分かった。
でももう少しダリア事件の解明をメインにもってっくれば、もっと分かりやすく面白くなったと思う。

とは言え、デ・パルマ監督らしく映像美が素晴らしいのは確か。
40年代LAの街並みや衣装、食卓等がゴージャスで、目を楽しませてくれるし、ダリアの惨殺死体の撮り方がグロすぎずヌルすぎずで良い塩梅。
(個人的には”笑う男”の絵が非常に気味悪くてイヤだった;;血や死体は平気なんだが・・・)

さて以下、上の私の「ある予測」とネタバレ織り交ぜつつ感想を。
まず、この映画の宣伝文句を読んだ時の私が予測した、この映画の結末はこうだった。

①ポルノ映画に映っていたのは、マデリンだった
②ブラック・ダリアことエリザベス・ショートとマデリンは入れ替わった
③惨殺死体の正体はマデリンだった

ね?ものすごい勢いで暴走してるでしょ(笑)
つまり、ポルノ映画に出たマデリンの過去をもみ消すため、大富豪である父は、あの映画に出たのはエリザベスだったと過去を改竄した。
そのポルノ映画の関係者がエリザベス(実際はマデリン)に執着し、殺害。
しかし実際、殺したと思った相手はエリザベスではなく、遊びまくっていたマデリンの方で、それを知ったエリザベスはマデリンになりすまして、富豪の元で暮らしている。
これが私の「ある予測」だったの(^^;
「良く似た他人」と「ポルノ映画の存在」、そして「殺人」と「金」。
これらが絡むと、たいがいこういうオチなんじゃないかと思ったんだけどね。
ここまで外れると逆に気持ちよかったよ(笑)

ただ、前にも書いたように、あまりにも意外な人物が犯人だったり、突拍子もないところから答えが出てきたりすると、意外すぎて面白くないのは確かなんです。
「意外」っていうのには、響きに2通りあると思うの。
「ああ、やられた!」という意味の意外性と、「え、これかい?!」という意味の意外性。
この映画の意外さは、私には後者だった。
マデリンとジョージィの関係なんてそれまで微塵も謎解きがなかったのに、最後にいきなり出されてもねえ。
それよりエリザベスがフィルムの中で言っていた「恋人の大尉」が実はジョージィだった、って方が、それまでの話の流れから面白かった気がするんだけどな。

何はともあれ、ちゃんと一つ一つの小話を意識して見ていれば、言われてるほど理解が難しい映画ではないことは確か。
映像が良いので、映画館で見て損はないかと思う。オススメはしないけどね(笑)
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