感情のごみ箱。音楽と映画と小旅行がオアシス。映画の評価は★=1.0、☆=0.5で5つが最高。(+は個人的趣味加算・笑)

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2008-04-04 Fri 00:28
新世界より
迂闊・・・!!!!
貴志祐介氏の新刊「狐火の家」は知ってたんだけど、「新世界より」なんて長編書き下ろしが出てたなんて・・・!!!!(((;゚Д゚)))
くっそー、これでファンなんて言えるんか私!!!!
もう長年この言葉を公言して憚らないが、私は貴志氏の小説が死ぬほど好きだ。
現代作家の最高峰だと信じているし、心底この人の書く文章に惚れ込んでる。
文章力、構成力、表現力、語彙、知識、発想その全てに於いて、文句なしに素晴らしいと思える数少ない作家さん。
とりわけ「クリムゾンの迷宮」なんて、世界一のサスペンスだと思っているくらい(笑)
「何か面白い小説ない?」
と聞かれれば、
「とりあえず貴志祐介の”クリムゾンの迷宮”を読め!!!」
と即答で答えます
ぶっちゃけ「硝子のハンマー」が個人的にそんなにお気に入りではないので、「狐火の家」はハードカバーで買う気がしなかったんだけど、「新世界より」はもう、タイトルからズキュンきたし、ちょっと読んだ感じ「これぞ貴志祐介!!!」って感じがして、思わずお買い上げしちゃいました(´∀`)
ハードカバーなんて(しかも上下2冊)どこに置き場があんだって感じだが
何を隠そう、今、所謂「売れている」小説の8割が苦手な私
文章が軽い。軽すぎる。
発想は確かに素晴らしくても、それを表現する文章力がなければプロとしてやっぱ物足りない。
小説家・作家ってのは、色気も本当の色もない、モノクロの角張った言葉のみで自分の頭にあるイメージを表現し、読者にそれを伝えなければならない。
文章で圧倒してくれなきゃ困る。
残念ながら、それを為し得る作家さんっての、なかなかいないんだよなあ。
あと、現代社会を反映してか、やたらと理不尽ないし不合理な暴力シーン・残虐描写はては性描写で煽ってる作品が多すぎるのが嫌
毎日のテレビで吐き気がするくらいそう言った類のニュースばっか見聞きしてるのに、小説の世界でまでそんな(嫌な部分で)リアルな世界は読みたくないってのが正直な話で。
背景もなく、理不尽なだけの暴力描写の多い作品には辟易する。
貴志氏の作品は、確かに人も死ぬし、しばらく眠れないような空恐ろしい描写も多々あるけど、それらにはちゃんと背景が用意されている。
例えば「青の炎」なんて、殺人者の少年はあまりに不憫で、悲しいほどに優しかった。
「硝子のハンマー」も然り。
「天使の囀り」はそもそも人間の暴力性は描かれていない。
個人的な感想かもしれないけど、この人の書く作品は、どれも人間に対して基本優しい見方をしているように感じる。信じているというか。
どれもあれだけゾッとするサスペンスでありながら、読後感がすごく良いのはその所為だと思う。
(や、でも「天使の囀り」だけは読後感悪かったなあ・笑。しばらく気持ち悪くて仕方なかった)

とまあ貴志氏のススメみたくなってしまったけど、さっそく「新世界より」取りかかりますぜ
数十ページ読んだだけで、しかも普通の手記的な内容なのにすでに空恐ろしくなってるのは何故?(笑
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