感情のごみ箱。音楽と映画と小旅行がオアシス。映画の評価は★=1.0、☆=0.5で5つが最高。(+は個人的趣味加算・笑)

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2000-12-27 Wed 23:59
THE FINAL ACT TOKYO DOME(2日目)ライヴレポ
LUNA SEA
THE FINAL ACT TOKYO DOME
12/27 (WED)



+SET LIST+
1,LOVELESS
2,Dejavu
3,JESUS
4,Sweetest Coma Again
5,KISS
6,FCE TO FACE
7,gravity
8,be gone
9,UNTIL THE DAY I DIE
10,VIRGIN MARY

Drum Solo
Drum&Bass session

11,FATE
12,STORM
13,IN FUTURE
14,TIME IS DEAD
15,ROSIER
16,Be awake

~~アンコールⅠ~~
17,IN MY DREAM
18,TONIGHT
19,I for You

~~アンコールⅡ~~
20,MOON

~~メンバー紹介~~

~~アンコールⅢ~~
21,PRECIOUS...
22,UP TO YOU
23,WISH
(銀テープあり)


1日目に泊まっていたホテルからの移動と、広島から来る友達を迎えるため1時20分ごろお茶の水 駅に、私と隆輝は向かった。
何度も何度も、今日という日が来ないで欲しいと願った。
けれど確実に時間は過ぎていくもので・・・。
チェックインの後は、隆輝と2人で会場に行く。まだ2回ったところだ。それでも、会場にはすでに溢れんばかりの人・人・人!「青い海をメンバーに届ける 」という企画のための青い小さなボンボン(一つ一つ手作り・・・)をもらって、2人で会場を回っていく。
この日は「LUNASEA」の文字と、メンバー5人の名前が刺繍(インク書き)された横断幕が あちこちに広げられていて、SLAVE達が一人一人、各々の思いを書き綴っていた。私と隆輝は、その中の1枚に書くことにした。こういう時に言葉が浮かばないなんて嘘だと思う。言いたい事・ 伝えたいキモチをそのまま言葉にすればいいだけ。支離滅裂でもいいじゃない。文法?クソくらえ。
私は「A」と「S」の少しの空白部分に書いたんだけど、そのほんの斜め上に「黎沙」のメッセージが 書いてあって、何だか嬉しかった。これもきっと、運命的な偶然。もちろん彼女のメッセージは読んで ない。
書き終えると、2人で会場を1周することにした。
22番ゲートから11番ゲート・25番ゲート。
隙間のない人混みをかき分けながらぐるぐる回る。だいたいライヴ前の会場周辺のファン達は、 喜びや期待をありありとその表情に浮かべている人しかいない。
でも、今日は、違った。とにかく 違っていた。
苦渋の表情で一人座っているコスプレの人、数人で固まって祈るように瞳を閉じて いる集団、静かに言葉を交わす人達・・・。決して暗いわけじゃなく、心から真摯に臨んでいるの だと分かる。
会場の雰囲気を肌に感じながら、11番ゲートを通りすぎようとすると、分厚い鉄 の扉にじっと耳を押し当てている人達が目についた。それも沢山。瞳を閉じてただじっと中から漏れてくる音を聴いているのだ。5年前に見た光景・・・。それ以来ずっと、この光景を忘れていた。
そんな風に思っていると耳に入ってきたのは「I for YOU」・・・。
この時の私は、きっと蒼白していたと思う。心から焦ったから。とっさに耳を塞ぐ。それは隆輝も同じだった。
「聞きたくない!」これが2人の一致した想いだった。
足早に25番ゲートへ向かっていく、とにかくリハの音が聞こえないところに行きたかった。が、何故か止まってしまう、足。サビに入った時のRYUの声が、あまりにも綺麗だったから。
次に聞こえてきてしまったのはなんと「MOON」。途端に涙が出そうになった。リハで聴きたくなかった・・・でも、今日は「MOON」を演奏ってくれる!!
実際には、5・6周していたのかもしれない、このとてつもなく広いドームの周りを。
一番聴きたくなかった曲まで聴いてしまったから。
いくら微かに漏れてくる音とはいえ、この曲のイントロなんて耳塞いでたって分かる。「LOVELESS」。この曲が演奏されるのは言いようもなく嬉しい。言葉には表せないほど嬉かった。事実、分かった瞬間私は泣いてしまったのだから。でもこれで1曲目が何なのか分かってしまった。この曲が聴こえたファン達が一斉に会場の方を向いて、口々に「LOVELESS・・・」と、半ば呆然と言っている光景は何故だかとても神聖に感じた。同じように泣き出したファンも目に入ってきた。「LOVELESS」から始まるライヴは、私が初めて参加したライヴに次いで2度目だ。
始まりと終わりが同じ曲で始まるなんて。
ともかくもう聴きたくない。会場を出て水道橋駅周辺のマックに入って休憩する。
4時半・開場時刻になってからマックを出るが、会場に向かったのはすでに6時を過ぎた頃だった。
昨日と同じ11番ゲートから走って会場に入る。
今日はアリーナD5ブロック71番。隆輝は72番通路側。ステージも花道もばっちり見える。ラストとしては文句ない。(っつ~か文句言えない。)
黒のジャケットを脱いでシャツの袖のボタンを外す。首から下げていた携帯灰皿もしまう。今日は一つのことを、固く心に決めていた。警備員を押し倒しても、誰に非難されても、絶対に銀テープを取るという事。昨日はアリーナA3ブロックには飛んでこなかった。どうしても自分の手で取りたかった。
SEが大きくなる。
この瞬間「最後」の文字が頭に響いた。
もう二度と、こうやって大音量のSEを聴くこともない。いつSEが止まってライトダウンするかドキドキすることもない・・・。涙がでそうになって唇をかんでみた。
今日は絶対に定刻通りの開演になる。最後に時間を確認(18:28)し、時計を外して携帯の電源を切る。
深呼吸してみた。手足を伸ばしてみた。そして、立つ。隆輝と顔を見合って、笑う。
・・・SEが、止んだ。
RYUの名を叫んだ。
会場から割れんばかりの歓声が上がる。暗くなった会場に、メンバーが現れた。
TOKYO DOME THE FINAL ACT FINAL、「終幕」の最後の幕が上がった



6:30PM、テレビ放送のため、開演時間きっかりにライトダウン。
と、同時にスクリーンには「LUNA SEA THE FINAL ACT」の文字が浮かぶ。
すぐにSUGIZOが登場し、早くもペットボトルを投げて会場を湧かせてくれた。そして5人がステージに出揃って、(スモークあったような・・・?)ドイツ語のカウントが始まる。
・・・「LOVELESS」。
いくらリハで聴いていたといっても、やはり体が震えてしまった。
「eins zwei drei vier...」。とてつもなく荘厳で、とてつもなく挑戦的なこの曲。言いようのない 透明感のあるギターとヴォーカルの音の絡みが会場中を圧倒していく。「LOVELESS Love maiking」の真実の愛の失われた世界で、貴方達はいつも愛を詩い、愛を産み出してきたね。 そんなコトを思って早くも感極まってしまった(^^;
「LOVELESS」が終わるとものすごい歓声が、 会場中に響き渡った。2曲目は昨日と同じ「Dejavu」。
思えばかなりの回数この曲を体験してきた。 「あなたさえ~あなたまで~」のシャウトもすごいそろってて迫力!
次は「JESUS」。隆輝が 聴きたいと言っていた「JESUS」。これはきっと、彼らから隆輝への贈り物だろう。何だか 私まですごく嬉しくなってしまった。「Jesus、don't you love me?」この言葉をホントに神に 投げかけたいキモチでシャウトする。「何で、LUNASEAを?」と。
ただ、やっぱ定刻通りの開演って こともあって人の移動が多い多い!っつ~か、マジうざい!
「JESUS」が終わると、ここでMCが 入った。「今夜(今日?)でLUNASEAは終幕します・・・。けど、俺達は終わるわけじゃなくて、限界 を超えようと思ってます」確かこんなカンジだったと思う。
そして「Sweetest Coma Again」。 イントロが始まると同時にヘドバンが飛ぶ・飛ぶ!ちなみに私も飛ばす・飛ばす・飛ばす(笑)。 2000年のZeppで初めて生で聞いて以来、参加したライヴでほぼ毎回聴いてきたこの曲。ステ ージのスクリーンには「Coma Again」などの文字が現れては消えて行く。確か間奏のベースソロ の時、Jは燃え上がる2本の花火を背にして弾いていた。とにかくこの曲は挑戦状なのだから(その相手が世界であれ私達であれ、彼ら自身であれ)私達は応えるしかない。今ある全ての力で。この曲は特にそうカンジる。4曲目とは到底思えないまでのこのノリ!
嬉しいことに勢いで流れ込んだのは「KISS」。BCツアーでおなじみだった大きな蝶がステージを優美に舞う。SUGIZOも言っていたように、ライヴを重ねる度に意外なほどのポテンシャルを発揮するようになったと思う。初めからかなり好きな曲だっただけに、この迫力はたまらなく嬉しかった。何と、今日は(BC、BC2で私が参加した中で)初めて、CDに合わせた手拍子が揃ったのだ!毎回やってたんだけど、全然誰もやってないみたいだったからっすぐ止めてたのに。
そして本編中盤、イキナリやってきたのは「FACE TO FACE」・・・。ステージがスモークに覆われていく。さっきまでの激しい空気がいっきに変わる。RYUの声に圧倒されてまた泣いてしまった。ちなみにこの曲の間中ずっと深いトランスに陥ってたため記憶が全くありません(泣)。
ここで再びMC、「伝説とかそういうのは人が後で勝手に・・・今夜は真っ白になるまで・・・」 みたいなことを言っていたかと。
それから「gravity」、「be gone」。この2曲の流れがすごく良くて、2曲で1曲、みたいなステージングだったなあ。スクリーンの映像も、断片的にしか覚えてないけど、月とデジタルの数字の羅列。異世界にいるみたいだった。
一旦ステージが暗転。アコギを持ったSUGIZOとINORANが登場して「UNTIL THE DAY I DIE」の長い長いイントロとも言えるであろう、2ギターセッションが始まる。SUGIZOがギターをヴァイオリンに代えると、会場のあちこちから「SUGIZO!」の叫び声が上がる。ちなみに私も。私の隣からはデッカイ「INORAN!」の叫びが(笑)。RYUICHIが登場して始まった「UNTIL THE DAY I DIE」。そう言えばおもしろいと思ったんだけど、私は実はCDで聴く方がスキなんだけど、隆輝はCDじゃ音が物足りなく、ライヴが断然いいと言う。この差って、一体どこから来るんだろう?「どうして涙が出るの 素直すぎたから みんなきっと」「どうして求め続けて でも終わりにしよう」この言葉の後、悲鳴のようなSUGIZOのギターが入った。「でも終わりにしよう」・・・。歌詞とはいえ、RYUがこの一言をその声で歌った瞬間、滝のように涙が溢れてきてしまって、ステージがまともに見えなくなった。ハンカチを用意してたにも関わらずシャツの袖で拭う。
ステージにJと真矢が出てきて「VIRGIN MARY」。・・・スゴかった。言葉を失うとはまさにこの状態だった。「One day hoping this planet would be in one with this love」のメッセージの後、つまりは曲の終盤、ステージ全体が大聖堂へと変わったのだ。ステージ真上の天井には 色鮮やかなステンドグラスが現れ、両サイドには石の大支柱、中央は奥行きのある聖堂内部にそれぞれ変化していた。青い光に包まれ、メンバーの姿はおおよそシルエットでしか分からない。 それがかえって、一種の神聖さを与えていた。とにかく迫力だった。ホント、金縛りにあったみたく 体が動かなかったもん。後で正面スタンドにいた友達に聞いたんだけど、「大聖堂にいるとしか見えなかった。ドームだってこと忘れてたよ」と。聖堂が消え曲が終わると、大歓声と共に大きな拍手がわき起こっていた。
そして再びステージ暗転。「最後の」ドラムソロ。初期の頃から比べ圧倒的に数が少なくなった真矢の太鼓達。だからこそ余計に、真矢の放つ一打一打が重みを持っている。一旦手を止め、ファンからの真矢コールを促す。「お前達の声が、俺の耳と頭から離れないようにしてくれよ!」。そう言って涙する真矢。ハイ、泣き崩れました、私・・・。膝がガクガクしちゃって、ふらふらになっちゃったんだよ。真矢が私達の声をその耳と頭に刻むのなら、私は真矢のドラムの重みを、この体中に刻んでおくよ。
そしてJが登場してリズム隊のセッションが始まった。Jが「今日は12年分の大打ち上げだかんな!」と叫ぶ。会場からは「J!J!J!」コールが、アンプを通してがなり立てるベース音をかき消してしまったほどに爆発していた。
5人が出揃って始まったのは「FATE」!このFINAL ACTはやはりBCのFINALという意味合いもあるだろうから、ここで「FATE」が来たのも何となく読めた。
続く「STORM」ではヘドバンしすぎてしまってアタマが痛くなってしまった。「STORM」が終わって間伐入れず聞こえてきたイントロに 私は耳を疑った。と同時にヘドバン体制に入る(笑)。
13曲目「IN FUTURE」!!やっぱり本編後半はヘドバンしなさいと言わんばかりのナンバー勢揃いだね♪例によって頭振ってただけで終わって記憶ナシ。
そして14曲目、「TIME IS DEAD」。「Time is dead、word is dead」。RYUがこのコーラスを「1階!」「次は2階~!」「3階の奴らも!」「アリーナァ!!」と誘っていく。とまあ、結局あんま揃わないんだけどね、みんな全部叫んでるから。確かこの曲だったと思うけど、SUGIZOが中央の花道にタ~と駆けてって、スモーク浴びながらギター弾いてた。できるかぎり近くに行きたくて、隆輝と一緒に(または押し出してしまって・・) 通路に出て背伸びして見てたんだよね(^^;もうSUGIちゃんす~~っごい楽しそうにスモーク浴びてたなあ。
いい加減MC欲しかったのになくて、次は「ROSIER」・・・。記憶全くなし(泣) メンバーがとにかく良く動いてたことぐらいしか覚えてない。あ、Jの英語の後のマイクスタンドは、激しく後ろに飛んでました。
本編ラストは「Be awake」。一気にステージが明るくなって、人間の作る音とは思えないほど重量感のあるドラムが響き渡っていく。ボロボロでした。歌詞がものすごくメッセージ性が強くて、しかも今日という日でもあるから、一言一言がもう心の琴線に終始触れてきたのだ。「そう気付いたなら走り出そう 生まれた意味は輝くためだと」 「for my future 今感じる眩いエナジー 忘れないでいて」 「今 解き放ってブチ切れよう」。 貴方達が歌うからこそ意味がある。貴方達だからこそ伝えることができる。終始、心の中で「ありがとう ありがとう」って言ってた。
本編が終了して、メンバーがステージから去っていく。
メンバーが見えなくなった瞬間、私はイスにヘタリ込んでしまった。ここで青いボンボンを持って会場で起こり始めた歌に合わせて何か歌ったんだけど、よく覚えてナイ。揃ってるんだか揃ってないんだか分からないうちに、メンバーがステージに出てきた。正直、もうここからは断片的にしか記憶がない。覚える余裕なんかなく、ひたすらその一刻一刻を体に刻みつける方が大事だったから。
1回目のアンコール1曲目は「IN MY DREAM」で、嬉しすぎて手を精一杯左右に振った。青いボンボンを握りしめて。「メンバーには、少しは海のように見えてるかな?」とか考えながら。
そして「TONIGHT」ではヘドバンそこそこに、メンバーの姿を目に焼き付けていた。INORANが左右の花道を駆けていた。あまりにもキモチ良くて、ホントにイキそうになってしまった。
1回目のアンコールラストは、リハで聴いていた「I for YOU」。ホントは別に スキでもない曲だけど、ライヴで聞くのはワケが違ってくる。「心から君に伝えたい」RYUの声は ・・・何と言うか、もう言葉にならなかった。透明すぎて、深淵すぎて。ただただ情けないほどグシャグシャになって泣いていた。慟哭ってカンジだったかもしれない。「イヤ、イヤ」ってずっと言ってた。前向きになんて、なれてなかった。なれるわけもなかった。それでイイと思った。 だからひたすら泣いていた。メンバーに・・・RYUに、この顔を見せたかった。これほどボロボロになるまで、貴方達のせいで泣いているってトコロを、見せてやりたかった。そうすることで、いかに自分達が愛されていたか、確認してほしかった。この愛を忘れないで欲しかった。
そして2回目のアンコールでは、ある1つの企画(企画は一杯あった)通りに、私達の周辺で「TWICE」の合唱が始まる。「UP TO YOU」でボロボロになってたけど、とにかくこの声をメンバーに届けたい・・・!そう思って私は企画に従って「声を聴かせて 涙を止めて」と歌う。が、隣では隆輝がイスに座り込んで慟哭していた。ほとんど無意識に、私は彼女の肩を抱きしめてた。彼女は震えて泣いていた。そうやって彼女の肩を抱きながらも、私はひたすら歌っていた。「声を聴かせて」とメンバーへ。「涙を止めて」と隆輝と自分へ。
2回目のアンコールの前に、RYUはこんなことを言ってた。もしかすると、1回目のアンコールの前に言ったのかもしれない。どっちでもいい。「今日で俺達はバラバラの道を選んで進んでいくんだけど、今日まで自分が何者で、どれほどの者か知りたくて・・・(云々)・・・どこまで行ったらすごいのかずっと分からなかったけど・・・さっき掴んだんだ。掴んだんだよ、何かを!
RYUはFINAL ACTの初めのMCで「何かを掴みたいと思ってる」、そう言った。そっか、掴んだんだ・・・掴めたんだね。このMC聞いてからは泣いてない時はなかった。
MOON」のイントロが始まって、会場は水を打ったように静まり返る。曲の途中で、地下から巨大なミラーボールが現れ、ゆっくり、輝きながらステージを昇っていく。ミラーボールの輝きは、ステージのみならず客席までも照らしている。それまで天井に在った月の映像が、ミラーボールの輝きによって徐々にその姿を消していった。
そして演奏終了後、5人は暗くなったステージに シルエットだけの姿で、何も言わずに去っていってしまった。ついに訪れた「終幕」への最後の幕。多分もう、今度メンバーが出てきてしまえば、それで終わりだろう。多分どんなにアンコールしても、出てこない気がする。
私はこの時は、初めてアンコールをしなかった。出てきて欲しく なかったから。だからただ泣いてた。
ステージが明るくなると、ナゼかRYU一人だけがステージ に出てきた。「RYUICHI」コールに笑顔で応えつつ、「今日は、ドームの5万人の力で、最後のメンバー紹介をしたいと思うんですけど。みんな力を貸してくれるか~?!」と。会場が湧く。 最初に登場したのはもちろん真矢。RYUが「おとうさん(笑)、何か一言」とマイクを向ける。 「ホントね、この12年間、もうありがとうしか言えないんだけど。本当にありがとう!」真矢が 涙を流す。「でも・・・俺達この5人と、今まで俺達を支えてくれたみんなは、永遠にLUNASEAだ と思ってるから!」。会場中に「しんやあ!!」の声が響く。ありがとう真ちゃん。そう言ってくれて、本当にありがとう。確かに私達はLUNASEAを支えてきたけど、でもそれ以上私達は、LUNA SEAから支えられてきたんだよ!ありがとうありがとう・・・。そしてJが登場。マイクを受け取ると「言いたいことは全部真矢君が言っちゃったんで・・・。でも音楽やっててよかったよ。俺達の音でお前達の何かが変わってくれること・・・上手く言えないけど!少しでも変わってくれたら、俺達、音楽やってきた意味あったな!」。次はINORAN。結局今回も(最後だってのに^^;) RYUに耳打ちしてRYUが「INORAN、最後まで俺に言わせるの?」と。INOはRYUの肩に腕を回して頷く。「みんなありがとう・・・って。」。最後はSUGIZO。「・・・(云々)・・・今夜のみんなはサイコーですね!オマエラ、サイコーだぞ!!」。「SUGIZO!!」という悲鳴が上がる。 「ま、俺達はさ、形は変わってしまうけど・・・昨日も言ったんだけど、俺は、俺達とオマエラは永遠に一緒だと思ってるから!」・・・ありがとう。「サイッッコーーーーに愛してぜ!」そしてKISS。それからJがRYUのマイク取り上げて、「on vocal!オマエラ、コイツ誰だよ?!」 会場から「RYUICHI!」、そしてもちろん私も「RYUICHI!!」と叫ぶ。「今日の一言を」とJ。 RYUは「ワタクシ、ヴォーカルをやらせて頂いておりますRYUICHIです(笑)」SUGIZOが傍らで「007」のテーマをギターで弾いてみせる。続けてRYUは「でもホント、何かホント掴んだんだよ、今日は」「ホントどうもありがとう!!」。崩れました。もう立ってるのムリでした。 ひたすら顔を両手で覆って、伏せて慟哭してた。
でもさすがに曲が始まるとヘドバンした(笑) 3回目のアンコール・・・そして最後で最後のアンコール1曲目「PRECIOUS...」。途中、4人が・・いや、5人がステージ中央で集まって演奏ってるサマは、ホントに世界にケンカぶっかけてるみたいで最高格好良かった。マイッタ。
少し涙も乾いたところで、2曲目はやっぱり「UP TO YOU」・・・。これも不覚にもリハで聴いてしまっていたけど、もう何も言いません。「この手は離さ ない」の後、空間的な距離を超えて、RYUの手と自分の手を繋ぐように、みんな一斉に高く手を 挙げる。その手の求める先にある光、きっと、私達は掴めるはず。
そしてこの曲が終わって、 RYUが俯きながらステージの前に歩み出る。「・・来た!」と思った。「来てしまった」と・・・。 RYUが言った。すごく優しい声で。「俺達はいつも、茨の道を選ぶんだけど・・・毎日勝負 してるわけよ。でもどこまで行ったらいいのか分かんなくてさ。でも、別にいいじゃん、すごくなんて なくても。これ以上でも、これ以下でもない・・・今夜、最高のLUNASEAを見せれたと思う。 精一杯の、enptyの最高のLUNASEAを、みんなに届けられたと思います。」「だけどこれが全部。 これで全部がなくなってしまうとかそんなんじゃなくてさ。」「俺達と、お前達の今日が最高だったら、 明日はもっと高く昇れるよ!そうだろ、みんな!!」・・・RYUICHI愛してる。誰より、心から 愛してるよ。「ここから始まるものも一杯あるからさ!」「自分が本当に信じるものを、追いかけて 行って下さい。いいですかァ?!」・・・大好き大好き。アタシの神サマ。「じゃあ・・・ホントに、次で最後になってしまうけど・・・」瞬間叫んでしまった。「イヤ!!」と。RYUは続ける。
「ドーム、みんなついてこいよ!」しばしの間。
次の瞬間、RYUは信じられない、あの言葉を叫んでいた!!
「最後にドームゥ、かかってこい!」そして続ける。
「かかってこい!!」、
かかってこーーい!!!
きっとRYUは分かってたんだと思う。
多くの・・・いや、SLAVEの誰もが、ずっとこの言葉を言って欲しいと願っていたと言う事を。もうずっと長い間封印されていたこのMCを。 イントロが鳴る。一つになる合図だ。「I WISH!!」銀テープが宙を舞う。一生忘れられない光景。 D5ブロックにはちょうど飛んでこなかった。
私は飛び出した。Dブロックを抜けてCブロックへ走る。
そこの通路で舞っている・待っている銀テープを1本この手で掴んだ。そのまま一瞬握りしめ、右手に巻き付けてDブロックに急いで戻る。この時すでに歌に入っていた。銀テープでグルグル巻きになっている右腕を、力の限り振り続ける。涙は止まることは無かった。初めのリフが終わったところで、私はその銀テープを、隆輝と(隆輝は私の右の席)一緒に持った。それからは最後の「WISH」が終わるまで、ずっと二人で持って振っていた。声の限りで歌った。
最高の「WISH」。この瞬間、この光景。これらが私の全ての「WISH」。

I wish for こんな夜には I wish for 夢見て  I wish for 失くした全てに

I wish YOU 今も


5人はそれから、両サイド・中央それぞれの花道へ行く。開場前に広げられていた様々な横断幕などが次々に投げ込まれていく。そして最後に、ステージを1周する。
RYUが言う。「最後にもう一度、全員で一つに」なろうぜ!!」 いつもなら、ステージで手を繋ぐのはメンバー5人。でも、今日は違った。ステージに、スタッフ達が次々に出てくる。メンバー5人を中心に、スタッフ達も手を繋ぐ。会場の誰もが手を繋ぐ。
メンバーの誰かが言っていた。「27日、ドームで手を繋いだら、きっとその手を離せなくなる」と。 会場を見回して、RYUがかけ声をかける。「せーの・・!」繋いだ手を掲げ、会場中がジャンプ。 ステージには、銀の紙吹雪が舞っている
それはまるで、純白の雪のようだった。
RYUが言った。「ドーム、愛してるぜ!・・・ByeーBye!!!」最後の、言葉。
メンバーは手を繋いだまま、ステージから姿を消した。
この瞬間、LUNASEAは、12年の歴史とともに、「終幕」した・・・。


「LOVE SONG」のピアノヴァージョンのSEが流れ始め、スクリーンに今まで彼らが行ってきた全377本のライヴ全てが、エンドロールされていく。息が出来ないほど泣いて泣いて、泣きながら、私はじっとエンドロールを見ていた。崩れそうになると、隆輝が肩を抱いてくれた。
温もりが嬉しくて、あまえて慟哭してしまった。泣くしかできなかった。動けなかった。そして、スクリーンにはこんな文字が映し出された。

"The passion within our hearts are foever"

席を立って、会場の出口付近に立ちつくしてスクリーンを眺めていると、私の腕に巻かれた銀テープを見て、「どうしても取れなくて・・・下さい」って言ってくるSLAVEさんがいた。隆輝と半分にしていたから、そんなに長くはあげられなかったけど、泣いて喜んでくてたのはこっちまで嬉しかった。それでもまだ会場を出ることができずにいた。
もういいかげん会場内に残っている人も少なくなってしまって、もう一度会場内を見回した。
それから、ステージを。
スクリーンはついに、最後、ただ一つの言葉だけを映し出していた。その文字を、何度も何度も心と頭に焼き付けた。
最後のステージに残された文字、それは…

LUNA SEA
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